投げ釣りのリールの特徴

投げ釣りのタックルに最も求められる物は飛距離です。遠くへ仕掛けを飛ばす事を最優先に設計されていて、重たいオモリを楽に巻き上げる事が出来るように、サイズは大きなものが主流です。

特に普通のスピニングリールと違いが顕著な部分は、スプールだと思います。投げ釣り専用リールのスプールは、一般的なスピニングリールと比較して、ストローク(スプールの幅)が長く、テーパー(傾斜角)も急になっています。また、遠投用の細い糸を巻いたときでも糸巻き量が丁度良くなるように、スプールのエッジも極端に浅くなっています。

最近のリールはこれにプラス、ラインローラーに仕掛けが施されていて、撚りを取りながら、適度にテンションを掛けて巻くことが出来、このため、手元でバックラッシュのようなトラブルも起こりにくくなっています。ツイストバスターなんて言われている機能です。

各部分の名称

リール各部の名称投げ釣りのリールに限らず、リールの各部分の名称は殆ど同じです。前述したスプールのテーパーはこのような感じになっています。思いっきりブン投げたい感じです。(^◇^)

ハンドルは、この図では「マシンカットハンドル」と言う非常に扱いやすいハンドルが付いてます。余談ですが、私はトーナメントフォースと言うリールを所有していた事がありますが、フォースではじめてマシンカットハンドルに触れました。巻きやすさはピカイチです。

ハンドルは大半の機種で左右どちらにも付け替え可能ですが、一部の高級機種では右か左かに最初から決まっているような物もあります。こういうのを使われる方は、チョット特別な投げ釣りマニアかもしれません。

高級機種の半額位の価格で色々な普及機種が販売されていますが、最近のリールは非常にレベルが高くなっていますから、普及機種でも十分に遠投は可能です。釣れるときには、道具の高い安いはあまり関係ないので、入門者の方などは、1万円台で十分に使いこなせる物があります。(十分やと思います)

ドラグ機能

ドラグ機能はシロギスのサビキ釣り(引き釣り)の場合は、全くと言って良い程用事が無いです。と言うか、遠投するために、思いっきり竿を振りますが、このときにドラグが緩んでいては、糸がすべって、指を切ったりやけどしたりすることがあります。

並継ロッドの超遠投で、シロギスを狙う場合は、ドラグ無しの機種がおススメです。

逆に冬場のカレイ釣りで遠投を要しない場合や、汽水域のチヌやスズキ狙い、また夜釣りの大ギス狙いや磯投げの場合は、取り込みやアタリを待つ間に、このドラグが物を言ってきます。

ドラグは強い引きが掛かると、スプールが自動的に逆転して、ラインが出て行きます。このため、ラインブレイクし難くなっているわけですね。

スズキやチヌ、また磯投げでコロダイやタマミを狙うような場合、2キロから3キロを超えてくるような代物も掛かってきます。このくらいの大物になると、さすがに巻きっぱなしでは中々取り込めないです。

また、夜釣りは、エイやサメなどの大型魚が外道で当ってくる事があります。この辺りのターゲットは、ドラグを緩めておかないと、一発で竿が吹っ飛んでいきます。(^_^;)

私的な感覚では、並釣りロッドにはドラグ無し、振り出しロッドにはドラグ有りがいいのではないかと思います。

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